最近やたら近づいてきてくれるような気がするしらすです。
うちにウパさんがいる生活、なんて幸せなんだ…。思えば、ずっと飼いたかったウパさんでしたが、勇気が出ずにいたところ、背中を押してくれたのは七歳のムスメだった気がします。
私にとって、一番の問題はウパさんの餌でした。せっかく飼うなら人工フードだけでなく、バランスとれたものをあげたい。でも赤虫って…、コオロギって…無理ィィ!!と。
そこへ虫好きのムスメ。小さい頃から色々虫を捕獲しては飼ってきましたが、だんだんムスメも成長し、それに伴い獲物の種類も増え…!
前はダンゴムシとかかわいらしいものだったのが、去年あたりからはバッタ、カマキリ、おたまじゃくし、さらにはカナヘビ(茶色いトカゲ)まで。みんな素手で捕まえてきます。お友達にもらったとなぜか毎年カブトムシの幼虫も手に入ります。春から秋まで我が家の玄関は虫パラダイスです。
ちなみにカナヘビは生きた餌しか食べません。飼う場合の主食はミルワームです。あのうようよっとした白い…釣餌とかにも使われるのかな?アイツです。
絶対飼うのは嫌だと思ったけど…、あれ?なんかよく見たらカナヘビってかわいい目をしている。ムスメも面倒ちゃんとみるって言うし、結局飼うはめに。
しかしそのへんはムスメまだ七歳。見事に裏切り「お願い、ママ餌あげといて!」…餌もあげました。わりばしでつまんでミルワーム。パクっと食べて、悪そうな顔をしながら舌で口のまわりをなめる仕草がなんとも愛らしい。
結局、カナヘビは冬眠が難しいとのことだったので、寒くなる前にもといた場所(うちの庭ですが)に逃がしました。ムスメは今も逃がしたカナヘビが冬眠から覚めて出会う日をずっと楽しみにしています。
他にも、芋掘りに行った時もほとんど芋は掘らず、虫捕獲ばかり。芋をいれるために持っていったレジ袋の中には、バッタ、コオロギなどなど総勢30匹以上…。カオスでした。数匹のバッタだけ持ち帰り(当時飼っていたカマキリの餌用に)、もちろん残りは逃がしました。
つい最近も「学校の池にあったうどんみたいなものをひっぱったらカエルの卵だった」と、持って帰ってきました。調べたらこの子たちのお母様はヒキガエルさんのようだったので、せっかくならみんなで育てなさい、と速やかに学校に戻させました。(笑)
こんな感じで、ムスメは色々な虫と接する機会を、望む望まないにかかわらずたくさん提供してくれます。
おかげで今は赤虫だろうがわりとなんでもいけるようになりました(-ロ-;)これならウパさんを飼える!と心を決めることができたのは、やっぱりムスメのおかげだと思っています。